価値観は成功体験から

価値観は成功体験から

人の価値観が成功体験から成り立っているとの考え 子供の時、若いときに限らず、自分の欲求に対し取った行動の善し悪しに限らず成功した行動を良しとして成功体験が記憶に刻まれていく。
子供が、他の子供のおもちゃを欲しいと思い取り上げようとした時に、相手の子供が抵抗する。
このときに相手を叩いたら相手が泣き出しおもちゃを手に入れると、これが成功体験になり相手を叩けば欲しい物が手に入るいう成功体験が成り立つのである。

逆に、相手が必至に抵抗し自分も殴られたら、失敗経験として記憶に残る しかし失敗経験が何故か価値観に影響しないのだ。 失敗経験には、欲求を満たすという状況が無いため深層心理に残らないのだ、だから欲求が満たされるまで同じ事を繰り返す可能性がある。

仕事での成功体験が、その組織の価値観を変えて行く考えができる。
怖さを知らない新人が言いたいことを言い、相手の事を考えず、一方的に売り込んで成功すると、営業とはそういうものだと言う価値観を持つ。
この成功で成績を上げて管理職になるとリーダとしての価値観は自分の成功体験からの組織運営となっていく。 正しい価値観(成功体験)なら益々繁栄するが、間違った価値観(成功体験)だとブラックな組織へと変えてゆく事にも成る。

もし部下が間違った価値観で仕事をしていると感じたら、それは上司の価値観と違うだけで正しいか間違っているかの問題では無い、この場合部下の価値観を変えるだけでは組織を変えるのは難しい。正しい成功体験をさせなければ成らないが、指導者が指導できる正しい成功体験を持った人物かと言う問題に成る。

組織の上に立つ人は、それぞれ個々の成功体験を持っている、だからこそ人の上に立っているのだ。ただ、誰もその成功が正しい成功体験なのかなんて考えたことなど無いだろう、成功したのだから正しかったのだと考えてるだけだ。

世の中全てそんなに甘くは無い、人をだまして大金を得る事ができれば、それも成功体験である。部下指導が上手くいかないで部下を怒鳴る上司が多いのは何故なのか「なぜ俺ができたことができない、同じ事が何故できない」との言葉を良く聞く、自己の価値観の押しつけなのだが、これを価値観の共有とか言って自分と同じ価値観を持つことを求める、これこそ身勝手と言うのだろう。

大阪の桜宮高校のバスケ部顧問の価値観は、体罰での成功体験によるものだ。このバスケ部顧問は体罰で全て上手くいき強くなれると言う価値観を持っている。反省したというが、成功体験は中毒のように変わる事は難しいだろう。

共通の目標を持つのは当然だが、管理職と一般、経営者と社員が同じ価値観というのは、経営者のエゴではないかと思う、人を使う側と使われる側が同じ価値観を持つなんて冷静に考えれば誰にも分かりそうな物だ。社員が経営者と同じようにコスト削減人件費削減を理解したら、それほど経営者にとって都合の良いことは無いだろう。

「愚直に、真面目に、地道に、誠実に働け」(稲盛和夫)と言う人もいるがあくまで経営者の立場からの言葉だろう。石の上にも三年と言いながら定年まで我慢なんて笑えない話が山ほどある。稲盛氏も使われる立場から使う立場へ変わっている。黙っていてもそうなるわけでは無い、稲盛氏は使われる立場を捨てて、使う立場へ自ら行動した。

いつかは、行動を起こさなければ、何も変わらない。

 

 ↓ 気に入ったらポチッとお願いします ↓
にほんブログ村 シニア日記ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 神戸情報へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*