介護の世界を覗き見て

介護の世界を覗き見て介護の仕事に就いて2か月が経った。

自身の親の介護をした経験はあるが、施設側に立って介護される人を見るのは初めてである。当然ですが、利用する側と利用される側では随分と違うものだと思う。

老健と特養の違いも解った。

頑張ればできるのに車椅子さえ自分で動かさず、だんだんと足がやせ細りやがて腰の筋肉も衰え安定して座ることもできず体が傾くようになり、やがて寝たきりである。そしてその先はただベットで死を待つだけの生ける屍である。

こればかりは、本人がやる気を起こしてやるしかない、前向きな人は、数週間で、車いすから歩行器に代わりやがて杖歩行へと良くなってゆく、当然本人もうれしいようで表情も明るくなる。本来こうあるべきだが、訓練はつらいものだ。残された人生を分ける、介護の入り口で間違えると本人も家族も地獄を見ることになる。

1週間や2週間で付けた筋肉はたった1日か2日で落ちてしまう、良くなたら悪くならないように毎日努力する事です。

しかし努力しない人が何故も多くディケアに通ったり老健に長期に入居しているのか?

多くは施設側の利用者確保にある、良くなって退去したり通所利用を辞めれば、介護保険収入が減ってしまう、新たな利用者を探さなくてはならない、新しい利用者がいなければ、退去を先延ばししたり、見守りを目的で利用することが黙認される。

家族にとっては、基本的に3か月で退去ルールの老健でも、長く預かってもらえるなら喜ぶだろう、改善を期待せず。また考えもしていない、特養の順番待ちは数年単位である。

こんな話がある

老健の梯子しながら、特養の順番を待つ時には、民間の安い介護付き老人ホームを利用する。

特養の入所条件が見たない場合は、老健や老人ホームを渡っている間に痴呆や障害が進行し、やがて特養の入居資格を満たすとの考えも聞く

政府の考える、自宅介護や地域介護とは程遠い現実がこの世界にはある。

預ける施設もなく経済的にも預けられず介護離職も現実である。

最悪は老々介護の末に自殺、殺人さえ耳にします。

これは実際に、家族の介護を行ったものでないと、理解不能かもしれない。

子供のいない夫婦で一方が介護が必要になれば、もう目も当てられない、妻が介護が必要になると、夫が家事すべてができるだろうか?

掃除洗濯はできても、三食の食事や介護はできるだろうか?

子供が未婚で面倒見てもらえるだろうか?

遠くの住んでいて見てもらえるだろうか?

仕事で朝夕の送迎を行うと、独居の方が多いし、ご家族がいても送迎時間にはいない事が多い、現実である。

また、利用者のほとんどが裕福な人たちで、結構高い費用を出せる人たちである。介護保険があると言っても2割3割は自己負担である。

とても国民年金では利用できません。

安くても月に10万円以上と考えた方が良いでしょう、あくまで施設に支払う費用です。その他に消耗品など個人負担があります。もちろん自宅にかかる費用は別です。

当然、多くても月額65,000円程度の国民年金では払えません。結果自宅で介護となります。国の最低限の保証でさえ介護施設の利用はできません。

市民税が非課税の場合は、介護保険支払限度額の制度がある場合がるので相談すると良いでしょう。

神戸市の施設利用時の負担軽減制度

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2件のコメント

  1.  厳しいですよね。
      子供がいても
      子供は子供で精一杯。

     いい人生だったと思いながら死にたい
     というのが唯一の望なのですが……。
     

    1. 子供達を見ていると貧しかったけれど、自分たちは恵まれていたのか思う今日この頃です。
      自分たちは、せめて最後の日まで自立で居たいものです。

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